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春の真昼ま

コマーシャルを飛ばした時間の分だけは長生きすると思う春ま昼
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by blue-lulubul | 2015-02-27 17:30 |

法隆寺五重塔の水煙

光りつつ遠ざかる亡母(はは)を追いにつつまたも己(おのれ)の影に躓(つまづ)く
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by blue-lulubul | 2015-02-23 10:44

ホームシック

トラックにはさまれ駆ける霧の道望郷というオイルを燃やし 
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by blue-lulubul | 2015-02-22 14:57

足跡

ふりむけばわが新雪にうねうねとそれとわからぬ足跡けぶる
 
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by blue-lulubul | 2015-02-21 19:48

虚空覗くか

わが心の虚空を覗くかシャムネコの碧(あお)き眼(まなこ)は鋭く光る
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by blue-lulubul | 2015-02-19 14:23

価値観

ひとつずつ名入れの袋に入れられし蜜柑にわれの価値観を視(み)る
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by blue-lulubul | 2015-02-18 09:50

燦然と

燦然と紫式部は綴りたりシェークスピアより古き時代を
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by blue-lulubul | 2015-02-16 10:19

一番美しいと思うもの

日本短歌協会編2014年版作品集成「歌人年鑑」 
光と影の「美」の帆船
エッセー集「私がいちばん美しいと思うもの」に掲載したものです。

小学校四年生の冬に私は、病のため一か月ほど休学しました。
横浜から私を背負って父方の祖父母のもとへ疎開した母は、稼業や同居に伴う雑事で超多忙でした。
それにも拘わらず私の枕元へ来ては良く童話を読んでくれました。
今回のテーマの「私がいちばん美しいと思うもの」というテーマを頂いて、その中のひとつの物語が、鮮明に蘇りました。それは、(一番美しいものは何か)という問いを提示された最初の認識にほかならなかったと気付かされたからです。
中国の昔話のひとつの「娘の神詣で」で、
(娘が病の父親のために山神へお参りに行きたいと願うのですが、父親を置いては行けない状態です。そこで一計を案じ、沐浴をし、線香を焚いて、屋敷の中をぐるぐると山神さまへの距離と同じ距離を歩いて祈りを捧げました。われ先に山神にたどり着いた参拝者達は、既に神様に線香をあげている娘の幻影を見たというのです。)『曹松葉(浙江、金華)』というものです。
少女は純粋無垢に自分の内なる声に耳を傾けて行動したのです。
誰でも、後からは、行動の良し悪しはいくらでも理由付けはできるものです。
しかし、信念で生きている人には、有無を言わさぬ力があり、感動させられます。
そして、何よりも人間の精神の美しさを感じさせられます。        (lulubul)
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*意識なき母が笑(え)みいるその胸の夕日もろとも腕(かいな)に抱く

by blue-lulubul | 2015-02-16 10:06

夢の時空

花の夜の人でありたるあやうさの夢の時空に語らいやまぬ
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by blue-lulubul | 2015-02-02 06:18

チェロを聴く

すべて世はこともなしとは言えぬ夜の淡雪(あわゆき)に沁みるチェロに聞きいる
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by blue-lulubul | 2015-02-01 06:12