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<   2011年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧

戻れない

※昨日には戻れぬと砂漏の砕けおり東日本大震災に


>砂時計のことを古い言葉で砂漏(さろう)と言うのですね。059.gif

>水時計のことは漏刻(ろうこく)と言います。

>日本語とは何と美しいのでしょうねえ~。

>せめて、短歌の中でだけでも残して置きたいと思っています。
by blue-lulubul | 2011-08-31 11:11

※終戦の日の映像も共に束ね猛暑の傷みを廻す扇風機

※吐く息に纏わりついてる寂しさを吹き飛ばすかに風のシャトルよ

※われもまた淋しき背なか谷川にケルン積む手をよぎる谷風
by blue-lulubul | 2011-08-24 17:59

螺旋階段

 ※足元に過ぎ去った時間絡ませて螺旋階段を宙(そら)へと登る


 ※毀れゆく時間のかけらきらめくを螺旋階段にゆれつつ見ている
 

 ※指先に命の影の渦を巻く錆びた夢抱く螺旋階段
by blue-lulubul | 2011-08-15 13:14

猫の短歌

※花びらを頭にのせて戻りたる白猫しなしな春を振りまく


※「お帰り」と言うまで鳴きいるわが猫はわれが呼ぶとき返事をしない

 
>我が家の猫は我儘一杯の♂で、自分がこの家の主人で、人間たちを住まわしてやっているというような態度でした。

>でも甘えるときは、なりふり構わず声までトーンが高くなり、私はすぐメロメロになりました。

>我が家の左右の家の♀猫にそれぞれ4匹ずつの子供を残して、交通事故で若くして亡くなりました。
by blue-lulubul | 2011-08-11 17:42

大地震

※震度9の故国の町を呑み込みし津波の後に幻月光る


※小説より奇なるは故国の大津波 映像みているわれは何者


※昨日には戻れぬと砂漏の砕けおり東日本大震災に
 

※さくらさくら震災の空を被いたり出掛けの余震にリュックを外す
  

※地震(ない)のあと虚ろを満たし牡丹雪スタッカートにふらここ揺らす
by blue-lulubul | 2011-08-08 14:45

卵の題詠

>そう言えば卵の歌は1首も作ったことがなかった。

>思いついたのは、昔詠った歌謡曲のフレーズだ。

>「君と僕とは卵の名~かよ。」というあの歌。

>そこで、次のような短歌ができました。


※声高く「僕は白身で黄身を抱く」と朝の食事の卵をほぐす
by blue-lulubul | 2011-08-07 11:14

ビロードの靴

>子供の頃ね!

>黄色の飴ゴムの靴底の葡萄色のビロードの靴を買ってもらいました。

>あのころ夕立が多くてね。

>遠い小学校までの道のりの途中で、よく振られてずぶぬれになりました。

>周囲に人家はなくてね…。

>靴を濡らすのが嫌で裸足になって雨の中を走ったのよ。


※夕立に赤いビロードの靴抱え宇宙空間駆けてた  かの日
by blue-lulubul | 2011-08-02 15:59