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冬空

※冬木立の梢の間の青空は表面張力をもちて音なき
by blue-lulubul | 2008-12-31 06:29

長夜を眠る

※ぽっかりと月をまるごと呑みこんで長夜を眠りいたる錦湖
by blue-lulubul | 2008-12-30 05:39

地球に刺さる

うっかりと、
虚無を呑みこんでしまった喉(のど)が、
どういうわけか焼けただれてしまって、
胸の中にまでじわじわと広がってくる

こんなありさまを、
伝える術がなくて、
心が、
悲鳴さえ上げられないでいる

「命あるうちは歌ってはだめ!」
そんな言葉も風がさらってゆく

信号機が故障して、
スクランブル交差点は収拾がつかない
そーれそれそれお祭りだ!

とっくに祭りの済んでしまったわたしは、
水でさえ潤すことのできない
心の風景のなかに、
深ーく静止。


※ま夏日に溶かされている我の影小骨のように地球に刺さる
by blue-lulubul | 2008-12-29 06:51
ふたりで行くは、なお寂しいからと、
ひとりで辿る
青き道

温(ぬく)もりを
ことさら避けて…
歌わざる

可笑(おか)しきときは涙を流し
淋しきときは炎と怒(いか)る

切り捨てし
決意の欠片(かけら)の煌(きら)めきを見て
カンラ!カンラ!と高笑い

いずれ選んでゆかねばならぬ道を
哀しと思うまじ

われもまた
離(さか)るばかりの一刻(いっこく)を
振り払い、
ふりはらい、

忘却によって自(みずか)らを救いつつ
青き道を辿ろう


※太古より降り続けいる酸性雨魍魎(すだま)は夜ごと禊(みそそぎ)をすると
by blue-lulubul | 2008-12-28 10:13

天を支える

※親殺し子殺しあるも我が地球に巨神アトラス天を支える
by blue-lulubul | 2008-12-27 10:17

われもまた紅です

私は、短歌会に於いて自分の心の基準にしていることが幾つかあります。
 
①他の人達が皆知っていることを、自分だけが知らなくても恥に思わないこと。歌会は勉強の場だから、今ここの時点で覚えれば良い。(もちろん、知らなかった他者にも同じ態度で接すること。)
       「聞くは一時の恥。聞かぬは末代の恥」
メンバーの中には、そうしたきっぱりした態度が出来ない人もいます。そうした場合は、何気なくやり過ごしてあげる。それは、親切のつもりでも、段階とか個人差があるからです。あくまでも個人の思いを尊重したいと思っています。ただ、中には、「自信があるから、はっきりと[知らない]と言えるのだ!普通なら言えない」と宣(のたま)う大先輩もいらして、傷ついたりしたこともありましたたが、分からないままにして置くと必ず同じ場面でまた、躓いてしまいます。そこを上手に曖昧にやり過ごせる技を持っている人達もいるので、なぜ私にはそれが出来ないのだろうと落ち込みますが…。よりによってその分からない所を[批評せよ]。なんて、必ず当たってしまうのです。まあ、歌を続けて行く限り、勇気を出して質問することを心がけようと思っています。」

②勉強の場とは言いましても、ここは学校ではありませんので、多少の私語もよしとするゆとりのこころを持つこと。
「人間は、特に私は、固まった空気の中で委縮してしまうと、思考も固まってしまうたちなのです。自由で楽しい雰囲気と私語の中から思いがけず良い発想が生まれ出ることの方が多いのです」

③組織とはいっても会社とか、金銭を追及するような場ではないので、一般社会の組織とは些か違うということを頭に置くことが会を円滑にするということもある。
「文学を追及するのが最終の目的なので、例え[甘い]と言われても、まあ人生の余白のようなもの。ブレーキでいえば遊びの部分があっても良いと思っている。もちろん人間としての基本的ルールはきちんと守ってである。」

(;一_一)こういったことを書くのは、出来の悪いものの自己弁護と思われなくもないが…。


※自負などは捨てるがよい夕映えにかなしみかかげいる吾亦紅
by blue-lulubul | 2008-12-26 11:52

冬の鬼灯

※冬庭にすがれ腐(ふ)ちゆくホウズキの継がすものなき軽き鎮(しず)もり
by blue-lulubul | 2008-12-25 15:57

切れ切れの虹

※噴水は風に煽られ切れ切れの虹を繋いで椎樹(しいじゅ)に届く
by blue-lulubul | 2008-12-24 13:37

気まぐれに

※気まぐれに手入れしたバラが満月のように煌々と咲いた
by blue-lulubul | 2008-12-23 09:17

冬薔薇(ふゆそうび)

※蝋細工のごとく透明に星の音と響き合いいる冬薔薇(ふゆそうび
by blue-lulubul | 2008-12-22 10:15