はじめての雪
2008年 11月 30日
狒狒として降る雪をみあげていると…
無数の命のざわめきが、体の奥の方にまで響いてくるようにおもわれる。
それはあまりに雪に対するメランコリックな…、ロマンチックな…、甘美な思いだ。
カリンの匂いのする雪…
林檎の香のする雪…
街の匂いの雪…
やけに寒いと思ったら、
初めての雪…。
むき出しの首筋に、
雪女の唇がふと触れたような…、
美しいバンパイアに甘嚙(あまがみ)されたような…。
キラキラの雪の切片が、
得体のしれない哀しみを包んで胸の奥深くへ積もって…積もって…
もう、雪が止んでしまっても、花が散るように降り続ける。
(雪に悩まされている雪国の人よ!ごめんなさい!)
※首筋に誰かが唇(くち)をふれてゆく初めての雪うらうら熱い
無数の命のざわめきが、体の奥の方にまで響いてくるようにおもわれる。
それはあまりに雪に対するメランコリックな…、ロマンチックな…、甘美な思いだ。
カリンの匂いのする雪…
林檎の香のする雪…
街の匂いの雪…
やけに寒いと思ったら、
初めての雪…。
むき出しの首筋に、
雪女の唇がふと触れたような…、
美しいバンパイアに甘嚙(あまがみ)されたような…。
キラキラの雪の切片が、
得体のしれない哀しみを包んで胸の奥深くへ積もって…積もって…
もう、雪が止んでしまっても、花が散るように降り続ける。
(雪に悩まされている雪国の人よ!ごめんなさい!)
※首筋に誰かが唇(くち)をふれてゆく初めての雪うらうら熱い
by blue-lulubul
| 2008-11-30 10:36