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和紙ろうけつ染め作品展

 昨日は、弥生会(和紙ろうけつ染め研究会)による20周年作品展を見てきた。
 『HANI(埴)』短歌誌の発行人であり、主幹である山下和夫氏のもう一つの顔!。
 和紙による蝋纈(ろうけつ)染の発案者でもある。
 山下氏の言葉を少し紹介しよう。

 「和紙は、やさしく、やわらかく、典雅な表情をもっている。
 目の前に透かし見れば、外界は一瞬にして、ほのあかるい他界を映しだす。和紙のこちら側は、何物にも作用されない平安な独りの世界を造り出してくれる。
 外界を1枚の和紙によって遮断することによって、かえって外界よりはるかかなたの、遠世とのつながりをもつという不思議さは、現実の光線を半透明なほのかな光に濾過してくれる和紙の質的作用からくるものなのかもしれない。」

 私には、この言葉の方が魅力的である。何と想像力を掻き立てられる表現であろう。こんな時人間のイメージを作り出す底知れない深さを感じるのである。
c0177834_20134566.jpg
              山下和夫作 
by blue-lulubul | 2008-11-08 11:54